2006年06月12日
ダイハツ工业株式会社
ダイハツ工业株式会社(以下 ダイハツ)と独立行政法人 日本原子力研究開発機構(以下 原子力機構)の協力による「『インテリジェント触媒』の開発」が、このたび内閣府など※1が主催する産学官連携推進功労者表彰の「日本学術会議会長賞」を受賞した。
この赏は、产学官の连携で成果を上げた大学、公司等(公的研究机関を含む)を対象とし、学术の视点から特に顕着な功绩または功労があったと认められるものへ赠られる赏である。今回、文部科学省の推荐によりノミネートされ、内阁府内の选考委员会における审査の结果、日本学术会议会长赏に选ばれた。
&濒迟;表彰対象者&驳迟;
原子力機構 関西光科学研究所 副主任研究員 西畑 保雄 氏
ダイハツ 材料技術部 エグゼクティブ?テクニカル?エキスパート 田中 裕久
&濒迟;受赏理由&驳迟;
「インテリジェント触媒※2」は、原子力机构の大型放射光施设厂笔谤颈苍驳-8を用いた新しい科学的原理の発见と、その原理に基づいたダイハツによる新しい工业製品の开発により、2002年に実用化されたもので、以下の点が受赏理由として挙げられている。
「インテリジェント触媒」が、环境浄化と同時に大量の貴金属の省資源を可能とする革新的技術であり、かつ、産官の連携による成果が実用化に結びついた点。
今后、当技术の新たな高性能触媒活性原理に基づき、异なる分野への研究展开が期待される点。
なお、表彰式は第5回産学官連携推進会議※1(6月11日、於 国立京都国際会館)の席上で行われ、前述の表彰対象者が出席し受賞した。
※1 主催 : 内閣府、総務省、文部科学省、経済産業省、日本経済団体連合会、日本学術会議
※2 貴金属に自己再生機能を与えることにより、排出ガス浄化機能が劣化しないガソリン自動車用触媒
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